ピンポンディレイ | 佐野電磁の「作曲24」 Sanodg's "Making Music 24"

ピンポンディレイ

Bメロと言うかパートが欲しい。
前回FM8にやらせていた裏メロをやめて、Bパートメインフレーズを考える。
でまたChorder。

ピンポンディレイが効いてる。
ピンポンディレイを使うときはフレーズの間が特に大事。
というか、ピンポンディレイかけつつフレーズを練ると早い。


前のパートからミュートで仮にメリハリをつけつつ今回作ったフレーズを入れて全体で聴いてみる。

実はいろいろ調整。
この前入れたトライバル系ブレイクビートが浮く気がしてきたので、レベルを調整しつつセンターに。
かつ、Aパートでは入れずにBパートから入れてメリハリを。
Aパートのメインフレーズは左右振りきりを止めてセンターに。
などなど。

Bパートにいろんな音が聴こえてきたので追っかけたい。
が、寝かして次に行きたい気持ちとスケジュール。

そうそう、今回のBパートのFM8の音、ポルタメントを強めたんだった。
ベル系なのにポルタメント、っていう嘘が大好き。
そういえば坂本龍一のエスペラントというアルバムの最後の、A Carved Stoneっていう曲、ピアノ系の音が最後にベンディングする、っていう「嘘」が凄い衝撃的だった。

あー!なんか今の気分に合ってる。
しかもディレイとリバーブの設定値にもそれぞれ思い入れを感じる。
楽器として見てる。
音楽的。
こういう曲いいな。作りたい。

ベクトル的にはこの方向かな。

予想以上に受け入れられていないこの曲、つい先日とある方に誉められてとても嬉しかった。
もちろん自分でも大変気に入っております。